教師として20年以上の経験をもつ著者は、教師1〜3年目の頃に過労や精神的な苦しさから追い詰められた。保護者の支えもあったが、当時は「辞める」選択肢がなく、「続けるか死ぬか」の二択だった。しかし、演劇経験を生かし「教師という役を演じる」というマインドに切り替えたことで、前向きに仕事を続けられるようになった。本書では、演技を活用した教師の仕事術を5章に分けて紹介。子どもや保護者、同僚との関係におけるストレス対処法、職場での立ち居振る舞い、怒りのコントロール法などを具体的に示し、「演技力」が教育現場でも有効であることを伝える。著者自身が演劇と教育を融合した劇団活動も行っており、その実体験をもとに、教師として悩む人々に向けて実用的かつ心の支えとなるヒントを提供。
978-4-7803-1380-2四六判184頁かもがわ出版2025/9
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