戦時下の絵本と教育勅語
戦時下の絵本と教育勅語

絵本を開けばリアルの伝わる戦時下の教育
戦時下の絵本の根底に流れる教育勅語の精神を、『ボクラ少国民』の山中 恒が、豊富な絵本資料を見せながら解説する。戦時研究、絵本研究、教育者、子どもにかかわる人たち皆の必読書。
『教育勅語の精神とはこれか! 私が子どもだったころ、学校で一番尊い場所は「奉安殿」だと教えられました。天皇皇后の写真と勅語謄本(教育勅語の写し)が入っているところです。先頃、この教育勅語を園児に暗唱させていた幼稚園が話題になりました。「目上の人を敬い、友だちと仲良くし、礼儀を重んじる」ことを教える教育勅語は今こそ使い道がある、というのです。本当にそうでしょうか。本書では、私の教育勅語体験とその背後にあるものを、戦時下の絵本を通して迫っていきたいと思います。皆さんの目で頭で、本当のところを確かめてください(山中 恒)』

ISBN978-4-86412-126-2
A5判・並製128頁
子どもの未来社2017/12

商品価格 1,650 円(本体価格:1,500円)
著者又は編者名 山中 恒
カテゴリ 教育
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