わたしで最後にして--ナチスの障害者虐殺と優生思想 new
わたしで最後にして--ナチスの障害者虐殺と優生思想

「こんな死に方、わたしで最後にして」というガス室からのうめきは、今を生きる私たちへの真摯なメッセージです。
ナチスは、「T4作戦」というかたちで、大量の障害者を虐殺しました。その根幹にある優生思想は、「理想の社会は、優秀な人だけが残り、弱い人は消えてもらいましょう」という考え方です。
これは、けっして過去の話だけではありません。私たちの日本社会にも深く潜み、「障害者差別」や「ヘイトクライム」の姿で、いまもときどき頭をもたげるのです。
史実をたどりながら、人間の価値とは何か、多様な人が暮らす社会はどうあるべきかを、探っていきたいと思います。

978-4-7726-1358-3
172ページ
合同出版2018/9

商品価格 1,650 円(本体価格:1,500円)
著者又は編者名 藤井克徳
カテゴリ その他
政治
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